結婚と同時に建った我が家は今年で築40年でした。
大分前から、あちこちの床の軋みがひどくて、いつか床が抜けるんではないかとヒヤヒヤでした。水回りは20年ほど前にトイレを替えたことと、10年前にガス台のみ替えただけで、お風呂やキッチンは建築当時のままでした。
屋根や外壁は12・3年毎に塗り直していましたが、大分劣化してるようでした。
我が家は、もともと夫の両親が農業をしていたスイカ畑の一角を農転した土地に建てたこともあり、ずーっと畑の中の一軒家でした。日当たりは抜群ですが風当たりもめちゃくちゃ良くて、住宅街のお宅より劣化が早い気がしてました。
40坪ほどの平家でL字型に建っており、当時としてはかなりオシャレな外観でした。
結婚が決まる前に、夫の両親からかなり援助してもらい建ったものです。すでに両親は他界していますが、この家を壊すことにかなり抵抗と罪悪感があり、なんとかリフォームできないものかと考えました。リフォーム会社3社に相談し、プランや見積もりを出してもらいました。
結果として、建て替えを選んだのは次の理由からです。
① リフォームでは耐震性の向上に限界がある。
② 間取りの自由度に限界がある。
③大掛かりなリフォームは、かなりの金額になる。
③屋根の葺き替えはあまりおすすめされない。
④それなのにそのままでは太陽光パネルは載せられない。
④数千万円をかけたリフォームをしたからと言って、家屋の寿命は大幅には延びない。
本当に新築とリフォームを行ったり来たりし、悩み抜いた結果です。義両親には申し訳ない気持ちもありますが、新しいお家を大切にしていく事で、許してもらえたらと思います。
最後に、リフォームのメリットもあげておきます。
①費用面で新築程はかからない。
②申請にかかる費用がすくない。
(登記費用など)
③予算次第で、リフォームの範囲を検討できる。
④小規模なリフォームなら住みながらできる。
⑤建坪面積がかわらない。
⑥家屋税が変わらない。(築年数が古ければ、かなり安いまま)
⑦今年はリフォームの補助金がたくさん出る。
などリフォームのメリットも多々あります。
リフォーム会社との相談の流れも、いずれ書きたいと思っています。